2018年7月、スペイン最高峰のワイン産地リオハのワイナリーを訪れました。
スペイン リオハ のワイナリーは日本からのアクセスが難しい場所にあります。
たびたびじろうは、東京-パリ-ビルバオ(以上、空路)、ビルバオ-サンセバスチャン(車で1時間)と来て、サンセバスチャン発のリオハ ワイナリーツアーに参加しました。
旅行費用
サンセバスチャン発、某プライベートツアーに申し込みました。
日本人のガイド、現地ドライバー
6万円 x2名 = 12万円
※これは2018年7月のものですが、今そのサイトを見たら2名の場合、1人66,500円に値上げされていました。ちなみに4名だと1人43000円だそうです。
代金に含まれるもの:ホテル送迎、見学先の入場料、シャトー2箇所の試飲料、昼食代(飲み物付き)
ツアーの内容
- 9:00 ホテルピックアップ
- 11:00 リオハワイナリー(見学・試飲1時間)
- 12:30 マルケス・デ・リスカル(見学・試飲1時間)
- マルケス・デ・リスカルのビストロにて昼食(飲物込)
- 16:30 ホテル着
サンセバスティアンを出発し、車で2時間近くかかり、1つ目のワイナリーにようやく到着しました。
エグーレン・ウガルテ(EGUREN UGARTE)
家族経営のワイナリーですが、とても広くて見学のスタート地点に貯蔵庫の地図がありました。
このようなテーブルが地下洞窟内の所々にありました。
ひととおり説明が終わるといよいよ試飲タイムです。
Vino del año 、Crianza、Reservaの三つの赤ワインを飲み比べしました。
続いて2つ目のワイナリーに移動します。
マルケス・デ・リスカル(Marques de Riscal)
この奇想天外なデザインの外観は、ビルバオにあるグッゲンハイム美術館を作った、カナダトロント出身の巨匠建築家フランク・ゲーリー(Frank Gehry)氏の作品だそうです。
この写真では見分けつきませんが、マルケス デ リスカルの代表作のワインを三色のカラーで表現しています。(ワインの赤を表すチタン、ワインのキャップを表すステンレス鋼、ワインを包む網である金色のチタン)。ワインの持つ魅力、喜びをかたちで表しつつも、その金属を温かみのあるカラーの石灰岩を合わせ、教会のあるElciegoの町にしっくり合うような建物を作りたかったと設計者は語っています。インパクトありすぎです!日本建築ではありえない最先端のデザインですね~。
ワイナリーに来たはずなのに、建築物に圧倒されて、そればかりに目が行ってしまいます。
では、見学に入ります。
貯蔵庫などを見学したあとはオートメーションでワインができるまでを見せていただきました。
これで製品として完成です。
さてこのあとは、いよいよお待ちかねの試飲です。
ここでワイナリー見学はおしまいです。
ただし、たびたびじろうが今回このワイナリー見学で特筆すべきなのは、ツアーで用意されたランチです。なんと、このマルケス デ リスカルの奇抜な建物の屋根の下、素晴らしい景色のなかでゴージャスなランチを頂きました!
Bistró1860
マルケス デ リスカルにはレストランが二つあります(とは言っても二つとも隣同士でこじんまりしていますが)。一つはミシュラン1つ星の Restaurante Marqués de Riscal、コシナ デ アウトール&バングァルディア系で、お値段も少し高め設定。もう一つはBistró1860でトラディショナルでカジュアルな料理を出しています。今回たびたびじろうはこのBistró1860でランチを頂きました。
そしてエスプレッソで終わりです。
いや~ワイナリーツアーについてきたランチがこんなに素晴らしいものだとは思っていませんでした。あとで調べたら、ビストロも、カジュアルとはいえ一人50€前後だそうです。(日本円で7,000円位)
外の景色も最高でした。
ご馳走様でした。