ワイナリー訪問記 <バルセロナ近郊(スペイン)>

2016年8月、スペイン バルセロナ近郊のワイナリーを巡る日帰りツアーに参加しました。訪れたのは、JEAN LEONTORRESFreixenetの3か所です。

ワイナリー

ワイナリーツアーの費用

バルセロナ発、某ツアーに申し込みました。

【スパークリングワイン・カヴァのワイナリー巡り&テイスティング 1日観光ツアー<英語/バルセロナ発>】8.5時間
€75 x2名 = 約2万円
※そのサイトを確認したところ、2019年11月現在も、料金はほぼ同じでした。
代金に含まれるもの:ワイン試飲/バス料金/英語ガイド
ツアーの内容
  • 8:10 カタルーニャ広場の集合場所よりピックアップ
  • 9:45 ボデガス・ジャン・レオン(見学・試飲1時間)
  • 11:15 ボデガス・トーレス(見学・試飲1時間)
  • 13:30 フレシネ(見学・試飲1時間)
  • 16:15 バルセロナ着、解散

バルセロナを出発し、車で1時間40分ほどで、1つ目のワイナリー「ジャン・レオン」に到着しました。

訪ねたワイナリー(バルセロナ近郊)

ジャン・レオン(JEAN LEON)

ジャン・レオンは1964年に設立された比較的新しいワイナリー。スペインで初めてカベルネソーヴィニヨンやシャルドネを栽培したワイナリーだそうです。創設者のジャン・レオン氏はハリウッドの名優や大統領などが足繁く通ったビバリーヒルズの伝説的レストランのオーナーで、レストランで成功したあとの第二の夢として、レストランを訪れる特別な顧客をもてなすべく、自らの手で理想的なワインを造るためにスペインにワイナリーを設立しました。しかし1994年、志半ばで病に倒れ、かねてから交流のあったトーレス・ファミリーに運営を託し、現在はトーレス社が彼の意志を尊重してワイナリーの運営を行っています。レーガン大統領就任の晩餐会ではこのジャン・レオンのワインが供されました。日本にはあまり本数は出荷されていません。

ジャン・レオン 地図

生産工程や、貯蔵庫の説明をしてくれます。

貯蔵後

ひととおり説明が終わるといよいよ試飲タイムです。

JeanLeon

VINYA PALAU MERLOT

ここでは、あまり寝かせていない若いワインと、3年以上寝かせたワインとの飲み比べをさせてくれました。おつまみもありました。
試飲以外のワインもお金を出せば飲ませて頂けます。美味しかったので、私はここで1本購入しました。

続いて2つ目のワイナリーに移動します。

トーレス(Torres)

世界的に有名なワイナリーです。シャンパン同様、瓶内二次発酵方式によるカバを生産しています。

TORRES

広大なワイナリー内をトロッコ列車で周ります。足も疲れなくて楽だし、イヤホンを貸してくれて日本語も選択できたのでわかりやすかったです。所々で映像を見せてくれたり、まるでディズニーランドのアトラクションのようで楽しかったです。

TORRES

写真の左にトロッコ電車が少し写っています

TORRES MAP

ワイナリー全体のマップ

葡萄畑

実がたわわの葡萄畑

さてこのあとは、いよいよお待ちかねの試飲です。

Vina Esmeralda

Torres Viña Esmeralda 2015

TORRES wine

Torres Atrium Merlot 2014

Torres wine

Torres Gran Coronas Reserva Cabernet Sauvignon 2012

Torres wine

Torres Floralis Moscatel Oro

ワイン4種類とそのワインに合わせた数種類のチーズ付きでした。フレシネ

ここでトーレスのワイナリー見学終了です。

フレシネ(Freixenet)

フレシネ社はスパークリングワイン生産者としては世界最大であり、世界各地にワイナリーを有していますが、ここが本社になるそうです。

フレシネ

エントランスでは特別にデザインされた、フレシネ意匠のクラシックカーやスクーター、トラックなどがお出迎えしてくれます。

フレシネ エントランス

ワインボトルの形のバイク

クラシックカー

クラシックカー

クラシックカー

ワインボトルの形のクラシックカー

ここでは歩いて地下深くまである貯蔵庫を見た後、トロッコ電車に乗って工場見学しました。

ボトルの貯蔵庫


ワインのボトル

なんと15リットルのボトルまであります。これは持ち運びやグラスに注ぐのが難しいですね。

見学のあとは、ワインの試飲です。ここでは生ハムやチーズやバケットなどのおつまみもありました。

おつまみ

たくさん飲んで幸せな一日になりました。